ネコです。
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ガムの事(3)
2007年 03月 18日
ガムさんの話、今回は病気の話です。
その年の11月、ガムはくしゃみを繰り返すようになりました。 少し様子を見ていましたが治まる様子がなく、涙もよくだすようになり、 「こりゃ風邪かな?病院に連れいこう」と改めてガムの顔をまじまじみると、なにやら右の目の辺りが少し膨らんでいるような。 これに最初に気付いたのは相方でした。 病院では、症状を特定するために、幾つかの薬を試す事になりました。 私達はそのときは、すぐ治るものだろうと軽く考えてました。 処方された薬は、すぐ効き目が出て、ガムの目の腫れもくしゃみも治まったので、やれやれ良かったとそんな気分で再度病院へ。 そこで、獣医の先生から聞いた言葉は、「この薬が効くということは、あまり好ましい状態ではない」ということ。 そして、改めて検診してみると、口の中にデキモノが。 猫の口の中にできるデキモノはあまりよいものではないそうです。 先生には思い当たる症状があるらしく再度検査。(粘膜等の成分分析、レントゲンなど) 結果は日を改めて聞くことに。 病名は、悪性リンパ腫。 ガムの場合、これが右目の後ろにでてきてしまい、目、鼻を圧迫したため、くしゃみ、涙がでていたようです。 このことで実感しましたが、動物のデキモノは、生命の危機に関わるような事態が起っている信号である場合も多いようです。 そういったこともあってテンとムーチには、毎日マッサージは欠かせません。 (ちょっとしこりがあれば念のため病院に連れて行く様にしています。) そのおかげ(せい?)で、テンとムーチも撫でられるのが大好き。 よくネタにしていますが、なでれーと要求してくる始末です。でもこれはいいことですね。 ↓ガム、ブラッシング中。ムーチよりたくさん毛が抜けてたかも。 ガムの場合、発見の時期がどうだったかは定かではありません。 が、獣医の先生の説明によると、これは先天的なものの可能性が高く、いかんともし難いものだということ。 当時、これをどう受け止めてガムに何をしてやればよいのか、私達は冷静に考えられなかったように思います。 ガムが生まれもっていたものなら、その運命を私達も受け入れ、最期まで見届けてやるのがよかったはず。 でも私達は最後に無駄な悪あがきをしてしまったようです。 年を越して、いつもの獣医の先生の紹介で、より設備の整った病院へと変わりました。 (ちなみに、この年末年始に初めてガムを私の実家に連れて帰りました。ガムは当然怯えっぱなしでしたが、もっと早く一緒に帰ればよかったなと思いました。) 最初に効いた薬は一時的な鎮痛剤でしかないため、その服用を止めるとガムの病状はみるみる悪くなりました。 食欲がなくなったため、民間療法でポピュラーなローヤルゼリーやアガリスクなど試しましたが、どれも効果なく、新しい獣医の先生の提案で、胃にチューブで、ということを試みる事にしました。 ガムからすれば、「心配なのはわかるけど、そこまでしなくていいから、ウチでゆっくりさせて」とさぞかし思ったことでしょう。 その治療のため、病院にひとりで一週間。 一緒に実家に帰るのも怯えまくりのガムにはさぞこたえた事でしょう。 そこまでしたもののガムの病状はよくなることなく逝ってしまいました。 せめて最期をいつもの部屋で静かに迎えさせてやれればよかったな、と。 猫を飼う人々は、生涯を通じていろいろな猫と生活を共にしていくようになる事が多いと思います。 (ちなみに私の実家の場合、犬と共に、ですが) 私も場合も見事に、そんなレールに乗りつつあります。 猫に限らず、多くのペットと呼ばれる生き物は後からきて先にいく。 そのときに、次に来るペットのために色々と置き土産をしていってるんだろうな、とそんなことを考えてしまいます。 ガムというネコが私達の中に残したものは、テンとムーチという次のネコのためになり、と。 次の世代のために、自分たち(ネコ達)に好意的な人間を増やしてからいく、みたいな。 なんだか、ネコってうまいぁ、とそう思うのでありました。
by bybrother
| 2007-03-18 00:37
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